2008年初ライブは(カウントダウンを除く)、たけしワンマン@バレルでした。
バレルって言うのは池袋にある小さなBARで、去年ぐらいからそこで毎月ソロワンマン
をやっていたんだけど、いっつも水曜日だし、予約は早くに締め切られちゃうし
あぁ無理だなぁ~って完全に諦めていたんだけど、今回はなぜか土曜日ってことで
ついに行けました!池袋、初上陸でした!
バレルのドアをあけるとカウンターのところにたけしくんがいて、
「お名前は?」って普通に受付をしていた。
「ぎゃっ!!」って心の中で思わず叫ぶほど驚いたのに、変に冷静を装ってしまった(笑)
まだ風邪が治りきってないみたいで、歌い辛そうだったけど
そんなのは関係なく、やっぱりすごいんだ。
歌い手として、あぁすばらしいなぁ~としみじみと思った。
そしてやっぱり器用だなぁ~と思った。
たけし君以外にもWB青柳さんとピアノを弾きながら歌うオーコさんって女の人と
ギターの有田実さんが途中からゲスト参加し・・・と豪華だった。
お客さんは30人にも満たないぐらい。それでもいっぱいになってしまうような小さなとこ。
オーコさんて人はすんごい透き通った声でさらっと歌う人で
どちらかというとたけしくんとは対照的な歌い手さん。
この人がたけしくんの歌を歌うとまた全然違うものになって面白かった。
たけし君の歌はあの声、歌い方じゃないとダメだと思ってたけど
オーコさんが歌うと、逆に言葉の力が浮かび上がるように感じた。
「池袋3丁目の夕日」は初めてライブで聞いた。
しかも池袋2丁目のバレルで!
なんでだろう?涙が滲んだ。
ライブが終わって、「ウイスキーバーブルース」のモデルだという
バーに連れて行ってもらった。
飲んだくれマスターらしき人はいなかったけどね。
うちらにはまだちょっと早いかな?って感じの大人なお店でした。
本当にtobaccojuiceで年越しをするなんて!!
ミラクル
パーティーブルース
幻メルヘンシティー
ダイヤモンド
カウボーイ
サッチモ
スモーキーラム
(何かぬけてるかも・・・自信ない)
みんなでカウントダウンをして2008年がやってくると同時に
タバコライブスタート。
なんかお正月っぽいやつ弾いてくれてそのままミラクルへ。
巨大な風船が降ってきてステージとフロアを行ったりきたり。
楽しかった。
テンションがやたら高くて、気付かずに、体が勝手に飛び跳ねてて驚いた。
いつまでも飛んでいられそうなぐらい体が軽かった。
お酒入ってたのに、ほんと不思議。
新しい年を迎えたとか色々考えてられないほどにtobaccojuiceの音楽が
心を通り越して直接、体全身に響いた。
あぁ!もう何でこんなときに全員集合じゃないの!!って思う。
パーティーブルース(だったと思う)のラストでnoonの時みたいにシンバル(?)を
押さえて叩いてた。あれ、リキッドのソロでもやってくれるけど、ほんとカッコ
よくて大好き。
私もそこそこ飲んでいたからよく覚えてないんだけど
本気で怒れる人になりたい。
って松本君は言ってた。
世の中に対する怒りが強い内容のMCで、正月のめでたさとか
無関係な感じが松本さんらしいなぁと。
久し振りのカウボーイでなんか得した気分。
スモーキーラムは、これで終わりだろうなぁーと思いつつもやっぱり楽しかった。
最近おかぴーも大久保さんも結構動くから、バランスがいいというか
視覚的にも一体感を感じる。
タバコノケムリの時に感じた違和感はたぶんこれだったんだろうなぁ。
あんまり人は入ってなかったけど、見たバンド全部よかったなぁ。
やっほーバンドのボーカルの人がすごいオーラだった。
「気ぃつけて帰ってな」とか
「横浜で友達できたー??」とか
もう、みなさん優しいなぁー。
何気ない言葉だったりするんだけど
後から後からじわ~と染みてきて何度も反芻してしまいます。
自分が言葉を交わした相手が何者なのかってことに今更気付いて恐縮した。
プロだとかステージの人だとか楽器が上手いとかそういうことじゃなくって、
私の好きなものを生み出しているまさに張本人なんだってことに気付いて。
途中だけどとりあえず。
松本さんのMCがいつもに増して冴えてたいた。
やけに心に突き刺さった。
こういうのがあるからイベントでも通ってしまうのかな?
♪tobaccojuice
よりみち
ミラクル
新曲
幻メルヘンシティー
サッチモの青い鳥
ヘッドフォンゴースト
tobaccojuiceの脇山コウスケがいて、
あの3人の後ろに座っているあの絵がやっぱり完璧にはまってた。
出て来た時からすごい楽しげで、このバンド今すごくいい状態にあるな
っていうのが視覚的に伝わってきた。
これがピークなんだろうじゃないか?と思うほどに。
よりみちも途中から早くなる。ミナホで聞いたやつだ。
最後がかっこいい。終わると見せかけて続いていく。
そのままミラクルへと続いていくんだけどかっこよすぎる!
松本さんは昔、ホコ天でいっぱいいっぱいになって「おばあちゃん」って叫んだらしい。
「そのおばあちゃんも死んじゃって。
でも今ここで見てくれてると思うと嬉しい。あれ?みんなドン引き?
死んだ人やこれから死ぬ人もいるけどまたこうやってライブを見れるなんて幸せだと思わない?
お前らだってみんなしぬんだぜ。
ここにはそーゆーやつがいっぱい集まってると思うよ。音楽が大好きな奴らが!
みんなとりつかれないように気をつけて!
大丈夫!俺らが歌ってる間は一人としてとりつかないから!
俺がとりつかせねぇ!!」
かっこよかった。
歌い手としてではなく、パフォーマンスとかではなく、
一人の人間としてこんなにもかっこよいと思ったのは初めて。
こっちがいっぱいいいっぱいになっちゃったじゃないか!
幻~の終わりのでドラムが一つ傾いた。
初め頑張ってたけどもう無理って感じで足で蹴っ飛ばしたら、
間髪入れずに始まったのはサッチモの青い鳥で、
ちょっとどうするの!?ってこっちがハラハラした。
スタッフさん、全然気付かないし。
キャプテンがSOS発してやっとスタッフの人が出てきた。
次は松本君のマイクコードがベースに引っ掛かって
おかぴは必死に振り払おうとするんだけど取れない!(笑)
久しぶりにこういうの見たな。これぞtobaccojuice! juice!! juice!!!
あの距離で聴くヘッドフォンゴーストはやっぱりすごかった。
パフォーマンスではなく、体の奥から叫ぶようなあの感じとか。
松本君の目付きはちょっとやばかった。
ここまで本気を見せ付けられるとちょっと困ってしまう。
すごく楽しかったけど、久しぶりにドロドロモヤモヤしたものも
一緒にもらってきて、考えてしまった。
すごい好きだけど、この人たちを自分の中で1番にしたらいけない気がする。
もっと、自分の本気を行動に移した上でこの人達に会いに行かないと
対等に楽しめないというか、なんか大げさだけど。
クアトロ以来ずっとフワフワ夢見ごこちで、仕事をおろそかにしていた自分を恥じた。
仕事が頑張ることが私の本気なのかといえば少し違うんだけど。
まぁとにかくいい意味で喝を入れられた感じ。
今年もあと少し、がむしゃらに行きたいと思います。
外は寒いから / 東京60WATTS
ママ / tobaccojuice
THANK YOU FOR THE MUSIC / bonobos
GOOD TIME MUSIC / クラムボン
getting better / flex life
Rainbow Town / the miceteeth
雨上がりの空に / 東京60WATTS
変わらない風景 / cutman-booche
レトロメモリー / capsule
夕焼け / 東京60WATTS
すまいる。。。 / さかいゆう
オレンジ / tobaccojuice
西武線のうた / 東京60WATTS
サヨナラCOLOR / Super Butter Dog
What A Wonderful World / Louis Armstrong
実験的な試みです。何回続くのか!?
季節ごとに変わっていく、通勤用プレイリストを
ちゃんと記録に残しておこうと思って。
だって、音の記憶ってすごいから。。。